BIG-IPではiRuleを使って自作のWEBページを応答するような機能を実装することがある。Sorryページ応答などで主に使われる方法だが、iRuleにHTMLコードを書くと、編集などの運用が面倒である。そのため、iFileという機能を使って、ファイルをBIG-IPにインポートしておき、iRuleから呼び出すことで実現することが多いと思う。
さて、今回はその方法の話ではない。インポートしたiFileをエクスポートする方法について記載する。
BIG-IPのWEBコンソールにはiFileのインポート機能はあっても、エクスポート機能がない。(v11.1-v14.1 201910時点)
公式にガイドもないため、非公式となるが後述する方法で取得可能になるので紹介する。
iFileをexportする手順はリモートコピーなどで取得する方法となる。
1.BIG-IPにSCP(SFTP)で接続する
2./config/filestore/files_d/Common_d/ifile_d から該当するiFileを取得する
※上記Common_dの部分は、pertition分割している場合はpertition名+_dになる。
※iFileは、「:Common:ifileName_xxxxx_x 」という形式の名前になっている。:Commonはpertition名(defaultはCommon)で、xxxxxは管理ID、_xは更新回数である。更新回数はインポートで上書きするとインクリメントされる。