VMWAREで固定IPアドレス環境構築

 

 

 

 

VMWARE環境でIPアドレスの取得方法

 Vmware Workstation 14 PlayerでゲストOSのIPアドレス設定について

 

 書きます。よく利用するネットワーク接続設定として

 

 

  1.ブリッジ:物理ネットワークに直接接続

 

  2.NAT:ホストのIPアドレスを共有して使用

 

 

 があります。

 

 ネットワーク環境がDHCPのためブリッジ接続(物理ネットワークに直接接続)

 

 では固定IPを設定できない場合、VMWAREのNATネットワーク接続という方法

 

 を使用して固定IPアドレスを設定することができます。

 

 

 

 

 

 

固定IP接続に必要なIPアドレス

 PCに固定IPを設定してネットワークに接続するために必要なIPアドレスは

 

 ・IPアドレス

 

 ・サブネットマスク

 

 ・デフォルトゲートウェイ

 

 ・DNSサーバー

 

 

 

 

 

 

IPアドレスを確認

 VMWAREのNAT接続時に使用される設定がまとめてあるファイルを参照する。

 

  C:\ProgramData\VMware

 

  ⇒vmnetdhcp.conf

 

 NATのIP情報は「# Virtual ethernet segment 8」の方を参照する。

 

 まずは、IPアドレスから確認していく。上記、vmnetdhcp.confの中に

 

 rangeと記載されている箇所がある。VMWAREのNAT接続ではこのrangeの

 

 範囲内で自動的にIPアドレスを割り振ろうとするため、この範囲外から適当に

 

 IPアドレスを決めれば問題ない。

 

 

 

  ◆IPアドレス⇒192.168.3.93(適当に割り当てる)

 

 

 サブネットマスクはsubnetと記載されているところを参照して

 

 

  ◆サブネットマスク⇒255.255.255.0

 

 

 デフォルトゲートウェイのIPアドレスはVMWAREがNAT接続時に使用する

 

 デフォルトのIPアドレスを指定すればよい。

 

 

  ◆デフォルトゲートウェイ⇒192.168.3.2

 

 

 NATのデフォルトゲートウェイIPアドレスを設定する。

 

  C:\ProgramData\VMware

 

  ⇒vmnetnat.conf

 

 

 

 

 

 

 

 

DNSサーバーのIPアドレス

 ホストPCを接続しているネットワーク環境でipconfigコマンドを実行する。

 

 (オプションに/allを指定)

 

 表示されたアドレスの中からDNSサーバーのIPアドレスを探す。

 

  DNSサーバー⇒192.168.0.1

 

 

 

 

 

 

ゲストOSにIPアドレスを設定する

 

 確認した4つのIPアドレスを設定する。

 

 

 ゲストOSに固定IPアドレスを設定できました。

 

 起動するごとにIPアドレスが変わることがないのでゲストOSをサーバーとして

 

 使用する場合も決まったIPアドレスで接続できる環境ができました。